ペグソリティア · 遊び方
隣の駒を跳び越えて空穴に移り、跳び越えた駒を取り除きます。印のある目標に1個を残しましょう。6種類の盤、毎日の問題、短い終盤の練習を楽しめます。
ルイ14世の宮廷から来た遊び
1697年の夏、フランスの雑誌『メルキュール・ギャラン』は珍しいことをしました。ある遊びのルールと盤の図、そして解くための問題をいくつか印刷したのです。雑誌によれば、それはルイ14世時代の宮廷で流行していた遊びでした。
その時代から伝わる姿が、ベレが出版した版画です。そこにはスービーズ公妃アンヌ・ド・ロアン=シャボが、盤を傍らに置いて描かれています。史料は彼女がこの遊びを考案したとは言っておらず、私たちもそうは言いません。けれども、彼女にはこの遊びにふさわしい顔があります。静かで、パズルの上に身をかがめている顔です。だから、このサイトの隅にいるのは彼女なのです。
3世紀以上が過ぎても、ルールはほとんど変わっていません。32個の駒、1つの空穴、そして動かし方はただ1つ。隣の駒を跳び越えて、その駒を取り除くだけです。変わったのは遊ぶときの感覚です。最初のジャンプは易しく、少し気ままです。中盤を過ぎると盤は静かになり、1つ1つの駒が意味を持ち、10秒前には当たり前に見えたジャンプの前で息を詰めている自分に気づくでしょう。
この遊びはさまざまな名前で旅をしてきました。日本ではペグソリティア、フランスではソリテール、スペイン語圏ではセンク、ブラジルではレスタ・ウン、トルコではソロ・テスト、インドではブレインビタ。どれも同じパズルで、終わり方も同じです。盤の上に駒が1つだけ残り、やり遂げたという小さな満足が残ります。
ペグソリティアとは?
ペグソリティア(英語で peg solitaire)は、1人で遊ぶパズルです。盤には1つの空穴を除いて駒が並んでいます。木の盤なら木のピン、ガラスの盤ならビー玉です。どちらも同じ遊びです。
動かし方はジャンプだけです。駒が隣の駒を直線上で跳び越え、すぐ先の空穴に着地し、跳び越えられた駒は盤から取り除かれます。1回のジャンプで、駒はちょうど1個減ります。目的は、1個だけ残るまでジャンプを続けることです。
これはトランプのソリティアではありません。そちらとは何の関係もありません。
ペグソリティアの遊び方
ルールは4行で書けます。あとは、あなた次第です。
- 一直線に隣り合う2個の駒と、そのすぐ先の空穴が必要です。真ん中の駒を取り除くので、1回のジャンプで1個減ります。
- 四角い格子では縦・横にだけ跳べます。三角盤では辺に平行な6方向に跳べます。四角い格子の斜め移動は禁止です。
- リングが指定された最終地点です。ほかの穴に1個だけ残しても、この目標付き問題の成功にはなりません。戻して別の道を試せます。
- カウンターは1個を取るジャンプを数えます。文献では同じ駒の連続ジャンプを1手とする場合があり、数は直接比較できません。
駒をタップまたはクリックします。ジャンプできる先が1か所なら、すぐにジャンプします。複数あるときは、縁取りされた穴が着地できる場所を示すので、1つ選びます。駒を穴へドラッグすることも、キーボードで操作することもできます。矢印キーで移動、EnterまたはSpaceで選択とジャンプ、Escで選択解除、CtrlまたはCmdとZで1手戻します。
穴の名前はチェス盤のマスのように付いています。文字は左から右へ、数字は上から下へ並びます。d2からd4へのジャンプは、d2の駒がd3を跳び越えるという意味です。手順を書き留めたり、解答と見比べたりするときに名前が役立ちます。
ペグソリティアの勝ち方
1回のジャンプで駒が1個減るので、32個で始まる盤は、ちょうど31回のジャンプで1個になります。このサイトでは、各盤に印の付いた目標の穴もあり、最後の駒をそこに残すことが勝ちです。別の穴に1個だけ残った場合は「おしい」で、勝ちには数えません。問題集や毎日の問題でも同じルールです。
ペグソリティアの戦略:役に立つコツ
- 目標から逆に考えます。最後のジャンプはそこに着地するので、その直前には、目標と一直線に並ぶ駒がちょうど2個残っているはずです。英国盤ではこの組は少数です。どの組か調べ、その1手前で何が成り立っていなければならないかを考えましょう。
- 駒をつなげておきます。隣のない駒は跳べず、跳び越えられることもありません。ほかの駒がそこに届かなければ、その局は勝てません。腕を早く空にしすぎると、よくそうなります。
- ジャンプの前に、動かす駒だけでなく盤全体を見ます。その場では良く見えるジャンプが、後で必要になる区域を切り離してしまうことがあります。
- 先に終盤を練習します。問題集のページには、盤ごとに1回のジャンプから全体の開始状態まで、6つの段階があります。
- 遠慮なく戻します。一度で道を見つけられる人はいません。1つ試し、どこで行き詰まるかを見て、戻してもう1つ試しましょう。
- 対称性を使います。盤を回転したり反転したりすると、1つの解がもう1つの解になります。中央から始まる盤では、最初のジャンプのいくつかは実は同じ手です。
どの盤から始めますか?
33穴・31回ジャンプの英国十字は定番で、多くの人がペグソリティアと言うときに思い浮かべる盤です。数分しかなく、小さなものがいいなら、15穴の三角は13回のジャンプで終わります。36穴の正方形は34回、37穴の欧州盤は35回、41穴のひし形は39回、45穴のヴィーグレプ十字は43回です。長いからといって難しいわけではありません。頭の中に置いておくことが増えるだけです。
よくある質問
ペグソリティアは、どの対局も解けますか?
いいえ。空穴がどこから始まり、どこで終わりたいかによります。英国十字は中央から始めて中央で終われます。欧州盤は、中央を空けた場合、どんなジャンプの順でもどこにも1個を残せませんし、三角はa1を空けた場合にb3で終えることはできません。そのため、このサイトの各盤には、解があると分かっている開始状態を用意しています。
ペグソリティアは無料でオンラインで遊べますか?
はい。ここではすべて無料です。アカウントも広告も解析スクリプトもありません。進行状況、解いた問題、統計は、この端末のブラウザに保存されます。サイトのデータを消去すると、それらも消えます。
ペグソリティアのソルバーはありますか?
位置を入力する欄はありませんが、ゲーム自体にソルバーが入っています。「ヒント」ボタンは、まだ勝てるとゲームが確認した道筋から1手のジャンプを示します。探索で目標にもう届かないと証明できたときは、ゲームがそう教えてくれます。それが「戻すときです」という合図です。探索の上限に達したときは、答えは単に不明です。ヒントを使った対局は結果に印が付き、最短時間にも数えられません。
解答はどこにありますか?
解は数多くあります。ページ下部の「解き方」ページでは、盤ごとに標準の開始状態からの検証済みの道筋を示しており、ご自分の手と見比べられます。
どうしても2、3個残ってしまうのはなぜですか?
残った駒が互いに離れていて、跳び越える隣の駒がないからです。負けの多くは、終わりの数手前で決まっています。必要と思うより、少し多めに戻しましょう。
盤を印刷して、本物の駒で遊べますか?
はい。「印刷」ページで盤と問題用紙が作れます。1つを除くすべての穴にコインやボタンを置けば、まったく同じ遊びができます。